多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

娘とギタレレ

僕の影響だろうか。子供まで熱心にギター(ギタレレ)の練習をしている。特に下の一年生の方が熱が入っているようだ。なんとかドレミはマスターし、それを使って学校で習うメロディーを弾こうとする。「かえるのうた」は弾けるようで、ポコポコやっている。次は季節柄「きらきらぼし」に挑戦のようだ。

それが巧く弾けないのでカリカリして怖い怖い。ましてジメジメと蒸し暑いのでイライラがピークに達する。で、一端はむくれて投げ出すが、すぐにまた入魂の練習を始める。「ゆっくり気長にやればいい」と、師匠の有り難いお言葉(笑)に一向に耳を傾けようとしない。そして、間違うとまた怒りだす。「今日はもうやめて・・・」と言っても、断じて首を縦に振らない。

・・・何この負けず嫌いの頑固者。

何かが人より技術的に長けているとか、そうゆうのって時間掛けて努力して自分のものにするしか方法がない。ある程度才能や素質もあるかも知れないが、近道はないんだよね。表現力や美的感覚は持って生まれた能力ではないと思うんだ。それにね、こればっかりはコンビニには売ってないんだよ。・・・そう、根気よく子供に言い聞かせている。

将来プロの演奏家にするつもりはない。ただ興味を示している以上、暖かく見守って行くつもりだ。