多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

縦向きの虹

夕方近くの西の空。もう休日も終わりかと思い空をみると虹が見えます。
何故かアーチ状ではなく縦向きに、まるで柱のように。
それも太陽と同じぐらいの緯度で太陽の向かって右側に。

確か子供の頃に読んだ不思議な自然現象を解説した小学生向けの冊子にこうあったはずです。
「空気中の細かい氷の粒の中を太陽の光が通る時、プリズム原理と同じように光が屈折、分解し虹は七色見える。」
これはよく知られていることで、何も違和感を感じないのですが、気になったのは。
「太陽を背にして虹は見え、太陽の高い昼間には見えない。」とも書かれていました。
そうです。夕刻の西の空に虹が見えるのがどうもそうだったかなあ、と思いネットで検索。

「幻日」という現象だそうです。
複数のサイトで大地震の予兆だとも書かれていましたが、太陽光と大気中に氷晶の細片との位置関係に依拠するものなどで、何ら関連性もなく不安を煽る単なる噂にすぎないかと考えます。