すっかり暖かくなり、ちらほらとソメイヨシノが咲き始めています。
あまり美しい羽の鳥とは思えませんが何処に行っても見かけるヒヨドリ。こうやって写真に撮ってあらためてよくよくみるとヘアスタイルはかっこいいですね。腹から尻に向けて白が混ざった羽の模様もよく見ると綺麗に思います。派手な色彩を有する鳥と比べば随分見劣りしますが。
竹林の中でパキパキと音がしていて、なにやら黄色いくちばしの小鳥が沢山います。用心深く人の気配に敏感で、すぐに樹の枝に隠れてしまいます。ファインダー越しに観察してみると何か餌となるものを食べているようで、その丈夫そうなくちばしで木の実を割っている時にパキパキと音をたててるようです。イカルという名前だそうです。
私が生まれ育った田舎ではシラサギが田園風景を優雅に飛ぶ姿をよく目にしたものです。大阪で住むようになり、都会の生活に疲れた時にふと目を閉じ、そういった懐かしい自然の光景を思い出す・・・。
ものだと勝手に思っていたのですが、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ゴイサギなどなど。公園の池や河原やいたるところで目にします。餌を求めて大阪の市内上空を移動するのが確認できます。それぐらい繁殖能力が高く、どことなく私たちを軽視しているようにも見え、人を見てもなかなか逃げようとはしません。何処にでもいる鳥なんですね。
動物園のオットセイだかアシカなんかのサクのまわりに5〜6匹が常にいて、動物たちの餌の残り物を狙っているしたたかさも、都会派ならではなのでしょうか。ゆうゆうと空を舞う美しい姿のこの鳥、こうやってよく観察すると野性味が強すぎて少し怖い感じもします。
