多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

夏休み 篠山編

子供達の長い夏休みに比べ、大人のお盆休みはなんとささやかなものか。

兵庫県篠山市の実家に帰った。毎回思うのだが朝晩は涼しくてとてもしのぎ易い。朝は山々が霧に覆われ外気温が20℃前後だったりするので、風邪をひいたりしないように気をつけないといけないぐらい。

家の周りは自然にあふれ、親父の趣味の花や植物や果実で一杯である。ブルーベリー、ブラックベリーやプルーン、イチジク。確かキーウィやブドウもあったはず。ちょっとした果樹園を連想してもらっていいぐらいだ。

みんなで喜んで果実を摘んだり、虫を見付けたりして自然に触れた。次女はアマガエルが気に入った様子で、見付けては棒に乗せてクルクル軸を回して、落ちないように踏ん張るカエルくんをみて大笑いしている。鉄棒の大回転状態でも落ちないので、見ている方も大笑い。

これが被害にあったアマガエルくん。

少し気になったのが、今まで夜に網戸に灯りを求めてやってくる、沢山の小さな羽虫達が全くいないこと。ザリガニがいないこと。
それとは対照的に今まで見ない虫達が大量に発生している。青白い羽の蛾の仲間が懸命に擬態している。指を近づけると逃げずに茎の反対側にふわふわ回り込む。こんなの見たことが無いが近年増えている種のようだ。

この透明の羽の蛾?も今まで見かけなかったが、沢山見られた。
気候変動で種が入れ替わったのか、住宅地化が進み田園の減少によるものなのか、はっきりしたことは解らない。