先週、お盆休みで実家のある篠山でひんやり過ごしたばかりだが、夏休み・岡山〜倉敷をふらっと一人で街歩きした。一人だと好きな所を好きなだけ時間を掛けてまわれるので、とても行動しやすい。しかし、想い出を共有出来ないのが残念だが。
新大阪から小一時間、車窓を眺めているとすぐ着いてしまう。岡山駅から寄り道しながらぶらぶら歩くこと30分、汗だくで岡山城に到着。夏場はかなり体力を消耗するので、出来ればバスやタクシーを利用するのをおすすめしたい。黒を基調とした精悍なフォルムでかっこいい。岡山城の横に位置する後楽園に橋を渡っていく。橋のたもとに茶屋があったのでアイスコーヒーで休憩をとる。硝子戸が開け放たれ涼しい風が通り抜け、対岸に城を望む眺めは風情がある。
日本三大庭園のひとつと呼ばれる後楽園は平日ということもあり、人もまばらで静かで落ち着きがあった。ゆっくり時間を掛けて歩いて廻った。
家内と子供達と合流し翌日、家族4人揃って倉敷まで足を伸ばした。
倉敷美観地区には白壁の土蔵作りの建物が多い。そのほとんどが民芸品の倉敷ガラスや備前焼き、地酒や土産物の店だ。僕の故郷の街並によくに似ており、より一層郷愁にかられる。
日常を離れての見知らぬ街の郷土の文化や建築様式などに触れて歩き、これもまた何かの肥やしや糧になればと思う。
