多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

2006年の夏バテ

今日からblog始める。

しかしこの夏は厳しい。
苦行にも程があるぐらいの痛烈を極めた夏バテである。体重は63キロが58.5キロまで落ちた。「やせていいわねぇ」と回りが言うほど楽じゃない。

これが致命的なのだが、ほとんど食欲がない。食べられない。この状態が続くとかなり深刻な状況に直面する。すぐに体力が消耗して疲れ果ててしまう。ほとんど生きる屍(しかばね)状態だ。

眠気、めまい。立ちくらみ、だるさ、足のむくみ...。オマケに眩しい。瞳孔が開いているのか?時々意識が遠くなり、音がこもって聞こえ出し、視野が狭くなる。(ヤバ)汗も凄くかく。ナイアガラ状態の滝汗だ。

私見だが「鉄欠乏性貧血」「低カリウム血症」の症状の懸念がある。何か策を討たなければとトマトジュースと鉄のサプリを毎日飲みだした。ミネラル補給はいずれも長期服用しないと結果は出そうにない。

というか体力が低下して消化器官が弱っているのだろう。だから栄養素を吸収しにくくなっているのかも知れない。それに当たり前のように驚くぐらい少食でビールばかり飲んでいる。常日頃からバランスよく栄養を取ることが大切なようだ。

本当に「食べる」という生命の基本行為は侮ってはいけない。洋の東西を問わず、それは大事な意味を持っている。食べることによって体を作っているのだから。「痩せたいから食べない」なんて人よくいるが、本当はよくないな。

でも、今ひとつ判らないことがある。どうして、ある草食動物は特定の草しか食べないのに体を作れるのか?。ヒトだけバランスの取れた食事が何故必要なのか?。
禅の世界で「一汁一菜」の粗食であの人たちは本当に大丈夫なのか?。テレビの貧乏子沢山大家族のお母さん達はどうして皆太っているのか?。

あぁ、夏は嫌いだ。早く涼しくしてください。