多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

大阪城の白い梅とコンビニごはん

大阪城の白い梅とコンビニごはん

3月3日桃の節句大阪城の梅が見頃ということで桃ではなく梅を見に自転車を走らせました。天気もよく気持ちが良いポタリング日和です。

途中自転車を降りてコリアンタウンを散策の道草したりはあったものの、すぐに着くぐらいの距離なのでサイクリングとまでは呼べない距離。

大阪城の梅林は有名で多くの人が訪れて賑わいを見せていました。皆さん一眼レフのカメラを多く持たれているので驚きました。カメラを持ってきていない人は別として、一般的なコンパクトタイプのデジタルカメラスマートフォンで撮影されている方たちより、一眼レフやミラーレスといったレンズ交換型のカメラを持っている人のほうが多いように思います。すごいなあ、発見です。そのうち買おうミラーレス。

梅林は梅の種類がたくさんあって面白かったのですが、白い梅の花がきれいだなあと感じることが今年始めて感じました。どうしてもピンク色の梅が青い空に映えて、というのが私の感覚だったもので新しい自分の中のものをまた発見したような。

もう一つ思ったのことがあります。昼もだいぶ過ぎてしまったのでなにか食べようと思い梅林近くにあるコンビニエンスストアに入ったのですが、レジに並ぶ人が多く20人ぐらい並んでいる。おにぎりやサンドイッチにお弁当の類はほとんど完売。おでんも残りわずか。なんだか買う気がすっかり消え失せてしまい店を後にすることにしました。

梅林の近く以外にも大阪城公園内にはいくつか小さい店舗というより売店的な規模の某コンビニチェーンのお店が数箇所あるのですが何処も品薄状態でレジは混雑している。海外からの観光客は多いし梅林目当ての人や団体も多い中、休日ということもあるのでしょうか。

結局、買いそびれて遠く離れたコンビニエンスストアでおにぎりとサンドイッチと温かい缶入りのコーンポタージュを人気のない公園で食べました。それでも外ごはんはおいしいのですが。

これほど過密化し競争の激化となり過剰なほど乱立するコンビニエンスストア。いつでもどこでも欲しいものが手に入る事はいいことなのでしょうが、それが故にお弁当を自宅で作って行楽地に持っていくということが減ってきているように思いました。

梅林の袖で花見をしながらレジャーシートを広げている人々。天気が良く梅がきれいで美味しいものを食べて。たいへん楽しいひと時です。でも、あきらかにコンビニごはんが多いようです。現地でお弁当調達すれば前日にお弁当用の食材買わなくていいし、朝にこしらえることもしなくていいし、持っていかなくて荷物にならないし、食中毒の心配ないし、めんどくさくないし。

小さい子供さんがいるところは、かわいいお弁当箱広げてそれは和やかで微笑ましくて。娘達が小さかった頃は家内が用意してくれたお弁当食べて娘達と一緒に食べて休日はよく過ごした。懐かしい。でも、そういうのがなくなるとコンビニごはんに自分もなっていた。いやいや、ひとつの理由として利便性よりも美味しさがあると思うのです。ツナマヨおむすび大好物だし、エビカツサンド最高だし。

で、そうなるとどうなるかというと、集中的に人が集まる観光地やイベント開催地近くでは混雑が起きてしまい、品薄でコンビニごはんが食べられないことになりかねない。こまった。これから、少し気を付けないといけないな。

今度は真空断熱の保温ポットに熱湯入れていって、カップめん作ろうと考え中です。持ってはいませんがキャンプ用の小さなバーナーとかそろえるの大変だし、自転車に載りきれないのは困る。ポットに入れればサドルバックに忍ばせて持ち運べる。お湯さえあればなんとかなるし、温かい外ごはんに期待が高まります。