多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

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探していたギタレレケース

元々、子供のおもちゃとして買ったヤマハのギタレレ。ちっちゃくて可愛らしいデザインで、それなりに演奏も出来るので、家族みんなのお気に入り。しかし、ケースがないので、ホコリをかぶったり、蹴られたり、倒されたりして生傷が耐えない。あんまり可哀想なのでケースを買う事にした。

実際、ギタレレ用のケースという物は付属品以外存在しないようだった。買ったとき付いてくるオマケの、ちょっと恥ずかしいチェック柄で明らかにオーバーサイズのビニールケース・・・というか袋だな、あれは。これがケースとしてはあまりにもお粗末で、代わりになるようなケースやバッグのようなものをずっと探していたが、なかなかぴったりのサイズのものが見つからない。楽器屋に行くたびに店員さんに相談したが、予想通りの答えしか帰ってこなかった。

そんな楽器屋さんで、最近のウクレレブームで可愛いウクレレが沢山置いてあるのを見て、ふと気づいた。

テナーウクレレ用のケースだ。早速、調べてみるとぴったり入りそうだった。ギタレレのケース→テナーウクレレケース、というキーワードがネットでは意外に得られなかった。楽器屋さんを何件か廻ったが何処も在庫がないようで、ネットで注文し本日無事に届いた。

STEADYというメーカーのケースでカラフルなカラーバリエーションがあったがシックにグレーを買った。ギタレレを入れてみると少し窮屈そうだ。よく見るとケース内面に全周ファスナーがある。どうやら中にクッション材が入っていて、楽器の大きさに合わせて取り外せる様になっているようだ。開けてみると3枚の安価なクッション材が入っていたので、ヘッド側だけ少し取り除くと、ちょうどいいサイズになった。

グリップのいい持ち手がついているし、リュックの様に背負えて尚かつファスナーで収納できる2本のショルダーベルトが付いている。デザインは可愛いし、軽くて内部のクッション性も悪くない。いい値段がしてたので一万円程度の楽器には少しもったいない気がしたが、ポイントを駆使して実質四千円程度で済んだので満足している。

ギター用の「Super Light」ケースに比べると値段も質もかなり差があるが、二つ並べると親子みたいで可愛い。