多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

「Frevo」の楽譜が届く

以前からずっと探していたが、なかなか見付けられない楽譜。でも、大好きな曲なので練習してみたいと、ずっと思っていた。先日ネットでようやく見付け、すぐさま注文。そして、めでたく今日届いた。

多くの演奏家に演奏されるのが名曲と呼ばれる由縁だろう。この曲もしかり。有名所ではアサド兄弟のクラシックギターデュオ、パコとマクラフリンのフラメンコスタイルのギターデュオの演奏が有名だ。原曲はたしか奇麗なピアノソロの曲だったと思う。Victor Prietoというアコーディオン奏者のジャズアレンジも相当カッコイイ。アンディー・サマーズも確か・・・。どちらかというとクラシックよりジャズ系の人のほうが、より演奏されているような気がする。ジャンルを超えて幅広いプロアーティストがこぞって取り上げるのは、なるほどうなずける。

名曲はたとえアレンジが変わっても、その楽曲としての存在や素晴らしさは何故か失われない。

この楽譜はギターソロ用にアレンジされたものなので、今の僕にはピッタリかと。面白くもない練習曲とか弾いてて退屈してしまいそうで、どうも取り組む気にならない。多少困難でも大好きな曲を弾く方が、作曲者や編曲者を理解しステップアップに繋がるのではないか。何より弾ける様になった自分をイメージする方がやりがいがある。

しかし、見開きA3一枚のコピー(A4で2ページ)で2000円(送料含む)とは、少し納得がいかない値段だが、他で手に入らない輸入楽譜なので仕方がない。音符一個あたりの単価計算してやろうかと思ったが、紳士な僕はメンドクサイのでやめた。この曲がiTunesで150円で買えるのに、物の値段っていうのは未だによくわからない。

さて、新たなチャレンジの始まり。メロディーをシングルノートで弾くとスケール練習みたいな感じで難しくはないが、この楽譜を見る限り複雑なボイッシングの流れがありそうなので難易度は高いと思われる。記憶力の低下が始まりだした40歳の中年男に何処まで弾きこなせることやら。実際にソロのクラギの演奏は見た事がないので、想像もつかない。これもまた、何ヶ月かかるか解らないが、じっくり時間を掛けて行きますか。