20年ぶりにどっぷりとフィルムカメラに浸ってとても面白かった。
色んな発見があった。十代の頃、親父のフルマニュアルのペンタックスの一眼レフで手探りで写真を撮っていた自分を思い出す事が出来た。実はすっかり忘れていたのだ。デジタル一色のこの時代。一枚一枚、ゆっくりと時間をかけて構図を決めて、腕時計を見ながら長時間露光するこの楽しさ。
ここ一ヶ月で、この時代遅れのブローニーフィルムで、一体何ロール撮ったことだろうか。少しでも安く現像とプリントをしてくれるお店を探したり、ブローニーのフィルムスキャン(これが意外と少なく値段が高い。)してくれる店を探したり、かなり面白くフィルムカメラの昨今を痛切に考えさせられる一ヶ月だった。ネットという恩恵で人の作品も沢山見たし、自分の撮りたい物もおぼろげながら見えて来た。
最新の一眼デジタルカメラも本当の所は喉から手が出るぐらい欲しいののだが、あまり今の自分を信用していないので、あえてお金はかけない。手持ちのカメラでとりあえず、撮りたいものは充分撮れる。
この一ヶ月のまとめとして、今回ネットで配信しようを試みる。フィルムスキャンのデータはあまりにも大きすぎるので、WEB用にコンパクトに小さくしておいた。付け加えてPhotoshopで最低限のレベル補正だけしておいた。
http://d.hatena.ne.jp/glasstic-blue/20070317この時の撮影の、このカメラ位置の写真である。