天王寺公園で行われた「タイ フェスティバル 2009」に行ってみた。
確か3年前、偶然この公園に遊びに来ていた時このイベントが行われていた。ちょうどその年の3月に所属する設計事務所の慰安旅行でタイに連れて行ってもらったばかりだったので、家族に色々説明しながら見て回ったのを覚えている。
毎年この時期に開催されているそうなのだが、残暑厳しい折にも関わらず以前に来たときより随分多く人で賑わっていた。タイの料理の屋台や民芸品や政府の観光局のブースまであるし、ステージでは民族舞踊やムエタイのショーまであるので充分楽しめた。タイの流行のポップスのCDの販売、タイの歴史を学んで像のマスコットもらったりプミポン国王(タイ人に絶大なる人気を誇る王様なのだそうだ)の写真も展示されていたり、マニアは大喜びであろう盛りだくさんの内容である。
とは言っても目玉はタイ料理ではなかろうか。どの屋台も行列ができている大盛況ぶり。せっかく来たのだから何品か買ってみた。焼き豚をタイ米に乗せたものと、白身魚とウズラの卵を生地に包んでフライにしたもの、子供用にココナッツミルクのタピオカドリンクを買った。
タイ米のあのパサパサ感と、強烈に辛いあの甘いソースを口にすると、忘れかけていた旅の想い出を蘇らせてくれた。ココナッツミルクは濃厚でしつこいぐらいに甘い。正直いって食べ物が合わなくて、連日の暑さとフルオプションのハードなスケジュールでクタクタだったのを想い出す。
これだけはマジ勘弁。さすがの大阪人でも洒落で買っている人さえ見かけなかった。
イベントとしては面白く、タイやアジアなんかのエスニック料理や文化が好きだったり興味のある人は充分楽しめる内容だと思う。
気温は34℃に達していたようなので、ビールだけは美味しかった。(笑)
