多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

遠回りのタランタ

ようやくインフルエンザも良くなり、少しづつギターの練習を再会。熱は下がっても暫くは体が怠く、思うように指も動かなかったので本腰を入れて、また取り組むことにした。

ビセンテ・アミーゴの曲をずっと練習しているわけだが、ネット上で見つけた楽譜はどうも誤記が多い気がする。これは前から気になっていて、あまりにもおかしい所はその都度動画で指の動きを確認して修正していた。この作業がなかなか骨が折れる。特に速いフレーズは大変である。

もうウンザリしてきたので、ちゃんとした楽譜を探して購入することにした。探してみるとあるもので、輸入版で少し値段はするもののこの曲集を注文した。

ビセンテ・アミーゴ曲集「マエストロス・コンテンポラネオス・デ・ラ・ギターラ・フラメンカVOL.1」
VICENTE AMIGO / MAESTROS CONTEMPORANEOS DE LA GUITARRA FLAMENCA VOL.1】

まるで呪文のような長いタイトルの曲集だが、これがよく出来ていて、「あーこう弾いているのか(笑)・・・・難しすぎる。弾けるのか?(泣)」と一喜一憂している。しかし問題がある。間違った楽譜をみて間違った運指で練習したのが長かったので、すっかり体が覚えこんでしまい、修正に時間がかかりそうだ。「しまった。」そう気づいたが時は既に遅し。はっきり言って失敗してしまった。

少しうんざりしながら、覚えたはずのフレーズをもう一度なぞる毎日。(イライラ)