とても癒された気持ちで一杯になった。
最近あまり音楽を聴いていなかった。テレビがついてない時は、常にBGMでネットラジオは聴いている。聴いたとしても昔から聴き込んだ愛聴盤を聴いたり、昔のあの曲聴きたいなと思ったらiTunes Music Store で1曲200円程度で購入するくらい。
で、最近コンビニで耳にする曲が気なってて調べてみた。岩井俊二監督のリリイ・シュシュの唄の人じゃないか。Salyuって今は呼ばれているんだ。
池の水が鏡みたいに空の蒼の色を真似てる
公園に住む水鳥がそれに命を与える
光と影と表と裏
矛盾も無く寄り添っているよ
私達がこんな風であれたら・・・
愛 愛 本当の意味は分からないけど
誰かを通して 何かを通して
思いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで
いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ
瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
「枯らす事なく育てていける」と誰が言い切れる?
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように 色とりどりの祈り
愛 愛 それは強くて だけど脆くて
また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく
沈んだ希望が 崩れた夢が
いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ
愛 愛 本当の意味は分からない
だけど強くて
雨の匂いも 風の匂いも あの頃とは違ってるけど
この胸に住むあなたは 今でも教えてくれる
悲しい昨日が 涙の向こうで
いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ
こういうスケールの大きなメッセージって好きだな。すうっと心に染み込む。本当は悲しい唄なんだね。聴き終えてすっきりして、何か人にやさしくいれそうな気分になる。多分、こういうのカタルシスなんだと思う。そしてそれを求めていたんだと思う。
辛かった過去や今までの苦労を洗い流し、心を解き放ちたかったんだよ、きっと。そういう行為は人の心のバランスを保つ上で必要なんだ。