多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

新しいMacにみるエコ?

長年使っているPowerBook 1GHz 17"もMacOSX10.5(Leopard)をインストールした時期あたりから動きがもっさりして、イライラと作業を続けていたがもう限界。現役を退き隠居に入ってもらい、家内のiTune専用マシンとして余生を送ってもらうことにして、最新型のiMac 21.5"を購入した。

最初、値段がほとんど変わらないので27"モデルにするつもりだったが、実際に店頭で見てみるとディスプレーが大きすぎて断念した。DVDの鑑賞目的はまずないし(テレビで充分) 、机に普通に座って作業する距離だと21"が妥当と判断した。


家に帰って梱包を開けるこのワクワクする期待感はMacユーザなら理解してもらえるだろう。とにかく商品パッケージの丁寧さとセンスの良さには毎回好印象を持つ。無駄な梱包材料が殆どないし、その一つ一つが捨てるのが勿体無いぐらい格好がいいので何かに流用しようかなと思ってしまうので捨てずにとって置いたりする。結果的にゴミとして廃棄するものが非常に少ない。

押し付けがましく、このダンボールは再生紙がどうのリサイクルうんぬんを目に付きやすいところに配置するメーカーが多いのは確か。細かく裁断し立体的に作りこまれたダンボールのパーツやプチプチやらビニル包装。何でもかんでも小箱に入っていたりしてゴミばかり出てくる、なんてことは良くある。何処が一体エコなのだろう。

しかしどうだろう、細部まで目が行き届いた心配りをスマートに演出するアップルコンピュータ。全面にエコをアピールする訳でもないのにやるべき事はしっかりやっている。こんな所でも他のハードウエアメーカーと趣を異にするのは僕だけが感じる所ではないはずだ。まあ、僕自身エコエコ聞いたり見たりするのはあまり好きではないのだが。

電源を入れて暫くすると、ド派手なウェルカム・ムービーで迎えてくれる。「未来へようこそ!」みたいな感じで面白い。チュートリアルに従って進んで行き、「TimeMachine BackUp HDを接続する」ところで、PowerBook用の外付けHD繋ぐと前環境全てが復元した。データ転送の間約40分くらいだったが、PowerBook購入後でインストールしたアプリケーションの全てがこちらにコピーされて完了。だから、改めて何かするといった作業は全くなく、すぐに使えたので少し拍子抜けした。便利な時代になったものだ。

これからこのマシンでMacLifeがまたまた始まる。