実は昨日、サントリーミュージアムでの「ダリ展」の後、例によって夜間撮影をして帰った。美術館を出たのが午後4時だったので、日没まで時間つぶし。とにかく大阪ベイエリア(笑)を歩いた歩いた。知らない所を「探検」するのは楽しい。「へえ、こんな所あったのか」って。
ようやく、日が落ち闇が深まってくると、満を持してカメラを三脚にセットする。そう、あの薄明るい深い藍色が好きなのだ。いい加減なファインダーを覗き込み構図を決める。レリーズを使ってシャッターを静かに開き腕時計を見ながら露光時間を計る。
今はひたすら闇夜の中の光を追いかけている。写真を撮るのはヘタクソなのはわかっている。でも、今はそうせずにいられない。三脚を担いで夜の街を彷徨う。どう見ても不審者だ。