多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

カホンは巣箱じゃありません。

休日なんで、ゆっくり昼まで寝て、昼寝までして、机が来てバタバタしたけど、子供達の興奮も冷めやんで、夜中にも関わらずカホンを叩いてる。

ラテンパーカッションって面白い。ちょっと近所迷惑かもしれないんで、控え気味に叩く。

最近ストリートで演奏してる人達多いけど、結構ドラムの代用でカホン使ってる人見かける。おそらくドラマーが叩いてるんだろう。あんまし巧くないからすぐ判る。パーカッションやってる人のカホンは正直僕のとは違う楽器のように聞こえるぐらい巧い。実際に生の演奏を観ると本当に勉強になる。

僕の使っているカホンは濱崎商会という所が作ったもので、実は大阪の羽曳野に工房を構えている。カホンを作らせたら日本では恐らくナンバーワンだろう。手作りなんであまり生産出来ないそうだが、結構人気があるようだ、

「メイド・イン・ジャパン」の楽器もいいんじゃないかなあ?、って最近結構思う。今年に入ってタカミネのナイロン弦のギター買ったが素晴らしい出来だった。ヤイリのギターもかなり人気あるようだし。

面白かったのが、僕の友達のフラメンコ・ギタリストのIさん(イカツイw)が開発当時から一枚かんでいたらしく、試作品の段階でその友達の自作カホンを結構参考にされたそうだ。意外と世間は狭いと感じた。

ターンバックルで簡単にスナッピーの調整が出来るんはいいけど、ちょうどいい感じのバズ音を出すのが僕はカホンに関して素人なので、ちょっと難しい。

打面はブビンガで、側面はマツで出来てて、きれいな木目でかっこいい。作りもしっかりしていて、スラップ音もベース音もとても気に入っている。

でも、家に来た人はカホンを見て、それがパーカッションだというのが、音を出すまで信じてもらえない。まあ、どう見ても四角い木箱で、ひいき目に見ても巨大な鳥の巣箱といった所だ。

ギターとは違った気持ち良さがあっていい感じ。今日は試行錯誤してブレリアスのリズムに挑戦。だめだ、どうやって叩くか判らない、