多弦楽器の暴奏

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

心よりいず、願わくば再び心に至らんことを

足が暑くて蒸れるんです。

9月の厳しい残暑辺りからどうも手足のほてりが気になっている。とにかく熱を感じて暑い。おまけに体中が肩こりのようにこっている。太ももやふくらはぎ、足首や二の腕。どこも酷い。特に背筋と肩甲骨の間が自分でもめないので辛い。

もともと「痩せの汗かき」だし、この秋は記録的な高い気温が続いたので仕方が無いのかもしれない。でも常に汗で湿ってて気持ちが悪い。足はなんか変な臭いが気になる。家内に打ち明けると「これぐらい、たいしたことないわよ。」と、軽くあしらわれるが当の本人は結構臭いを気にする。本人が思う程臭わないのかもしれないし、実は職場の人達から後ろ指をさされているのかも知れない。

この数ヶ月やれる事は全てやってみた。最初は一つから、徐々に行程を増やし結論に達した。

とにかくお風呂のときに充分足をふやかして、抗菌除菌の石けんでゴシゴシ洗う。指の又だけでなく足の甲が要のだから、そこもゴシゴシ洗う。タワシを使うと尚、効果抜群。そして軽石で硬くなった角質を観念に削り落とす。足の指の爪も、深爪しない用にある程度長さを保ち、こまめに切る。爪の垢は毎日、楊枝で取り除く。お風呂上がりは女の人がマニキュアの時に使うあれ(名前は知らない)で足の指の又を開けてひたすらリラックスする。気持ちがいい。

そしてこれが大事で、好きなJazz聴いてのんびりする。しかし、決して深酒はせず、毎日6時間から7時間の睡眠を充分取る。ストレスは大敵だ。ストレスを貯めない。これが一番いいのかもしれない。ストレスで汗が出て常に湿った状態が続くと、そりゃ雑菌も増えて臭いの原因に繋がると思う。

まだまだ続く。朝起きたらすぐに五本指靴下にたっぷりファブリーズする。そして歯を磨いたり、髪の毛の寝癖とったりしたあとに、浴室は面倒なのでシャンプードレッサーで無理矢理足をゴシゴシ洗う。もちろん液体の除菌石けんを使う。そうこうして要るうちに、ファイブフィンガーズ・ファブリーズ・ソックス(実は名前をつけているw)が何となく乾くので、とどめに足の指の又を目がけて制汗デオドラントスプレーを一振り。五本指ソックスは指の根元までしっかり装着。靴は毎日違う靴を必ず履く。靴は5足もあれば充分ローテーション出来る。

この涙ぐましき絶え間ない努力が功を奏して、一日履いた靴下は全くを持って、あの濡れた古新聞紙を燃やしたような、何とも形容しがたい異臭から解放された。足の裏も角質でかかとなんかゴワゴワしていたのが、嘘のようにつるつるになって、効果の程を感じる。ケアを怠ると酷い目にあう。

結局試そうと思って試さなかったものもある。「木酢液に足を浸す」「ミョウバン水」「靴の中に除菌効果のある10円玉(銅ね)」はやらなかった。効果の程は判らない。

あとは全身の「こり」と手足の「ほてり」対策をどうしようか考えている。僕って結構努力家だったんだな。