運がいいのでしょうか、今年はよく虹と遭遇しているように思います。
7月26日、夕暮れ近くに東にとても美しいダブルレインボーを見ることができました。仕事も上がろうかとしていると誰かが虹がかかっているというのです。
珍しく橋の始まりから終わりまで半円状で全部見えている。これは、日没前ということで太陽高度が低いため半円で見えるようです。逆に太陽高度が高いと円弧の上部だけが現れるということです。
残念ながらスマートフォンで撮影するとぼんやりしていますが、肉眼では鮮やかに色分けされた二重の虹が大空にかかっています。内側の主虹は外側から赤→紫になっていますが、外側の副虹は色の並びが逆になっており外側から紫→赤になっているのがはっきりわかります。
みなさん、こんな綺麗な虹を見たのは始めてだとか、帰って子供に見せるんだといってスマートフォンに収めていました。もちろん、私もこれほど完璧な虹との遭遇は初めてです。偶然に好条件が揃ったといえ、本領発揮したような露わな形の自然の美しさの前では、人はただただ感動するしかないようです。
少し時間が立つとちょっと薄くなったり、副虹が消えつつあります。
しかし、青い空がバックに虹があると本当に綺麗ですね。
帰りは東に向かって帰るのでこの虹がずっと見える状態で帰ることができました。日没とともに、儚き泡沫の光は暗くなり始めた空に溶け込むように姿が消えていきました。
つい数日前も仕事中ですが窓から虹がかかっているのが見えました。秋雨前線の影響で局所的な豪雨が雨雲レーダーに写っています。空中に氷晶ではなく球形の雨滴があると光が綺麗に分離すると言われています。雨の弓でレインボー。美しき雨粒の彩り。とても得をした気分になるんです。
今年6月には幻日も見ることがありました。この空の彩り正六角形の氷の結晶の光の分離で起こると言われています。3年ほど前に同じ空で見つけてこのブログに書いていますね。
太陽と同じ高度で左右に現れます。これは右側の幻日でこれと同じ高度で22°(腕をまっすぐ伸ばして手を開き、親指から小指までの距離が22°)左に太陽があります。
8月の暑いさなか、太陽に差し掛かった雲が色付いていました。淡い色ですが雲の中の水滴による光の回析によるものだそうです。薄い雲が太陽に掛かるときはこうやって彩雲がないか見るようになってしまいました。
昨日の夕方、西の空を見ると不思議な光景が。
おそらく、薄雲があって小さくところどころ小さな雲があって光を遮ったところが放射状に影になっているんだと思うのですが、沈んだ太陽の色を受けた雲が七色に光っているのです。後光のような神々しい神秘的な
気がついてから数分で消えてしまいましたが、現在調査中です。